きみはいい子 [小説]

本屋大賞2013 ノミネート きみはいい子


虐待という難しい問題を扱った作品。
短編小説となっていて、
いくつかの物語が収められている。

子供を虐待するというニュースはなくならない。
もしも第三者が救うことができたなら、
子供もそして虐待をしてしまう親も救うことができるかも!?

それはきっと、
難しいことではないのかもしれない。

そしてそうすれば、
きっと第三者も救われるはず。

『きみはいい子』は、
そんな作品だと思う。




 

本屋大賞 2013 ノミネート|海賊とよばれた男 [小説]

本屋大賞2013にノミネートされた『海賊とよばれた男』

以前、
本屋さんで気になる本があった。
それが『海賊とよばれた男』。

タイトルからして、
『ワンピース』人気に便乗した
海賊小説かと思った自分が恥ずかしい。

2013年の本屋大賞にノミネートされるくらい、
かなり面白い小説らしい。

この『海賊とよばれた男』は、
実在の人物をモデルにした歴史小説。

名前を“国岡鐵造”に変えてあるが、
あの出光興産の創始者“出光佐三”さんを
モデルにしているらしい。

名前を変えてあるくらいだから脚色はしてあるけれど、
どうやら歴史的事実に基づいて描いてあるそうです。

そして、
上、下巻という超長編小説であるにもかかわらず、
テンポ良く一気に読めてしまうとのこと。

金儲けは大事だが、
金をどう使うかのほうがもっと大事なのだな。




 

SOSの猿 感想 [小説]

SOSの猿 感想


SOSの猿は、
“私の話”と“猿の話”が交互に語られる。

その二つの語りが、
どう繋がるのかという事に尽きる。

繋がっているようで、
繋がっていない。
しかしそれがいずれ繋がる。

繋がったときに感じる感覚は、
やっぱり伊坂幸太郎だなって感じ。

『SOSの猿』だって、
きっと誰かを救っているのかもしれない。


解明されていない謎は、
マンガ『SARU』で分かる。



読まなくても
無理矢理納得することはできる。

だけど、
やっぱり『SARU』を読むことで、
さらに『SOSの猿』を楽しむことができると思う。

【amazon】 SOSの猿 関連商品




 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。