SOSの猿 感想 [小説]

SOSの猿 感想


SOSの猿は、
“私の話”と“猿の話”が交互に語られる。

その二つの語りが、
どう繋がるのかという事に尽きる。

繋がっているようで、
繋がっていない。
しかしそれがいずれ繋がる。

繋がったときに感じる感覚は、
やっぱり伊坂幸太郎だなって感じ。

『SOSの猿』だって、
きっと誰かを救っているのかもしれない。


解明されていない謎は、
マンガ『SARU』で分かる。



読まなくても
無理矢理納得することはできる。

だけど、
やっぱり『SARU』を読むことで、
さらに『SOSの猿』を楽しむことができると思う。

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