最後の王者|青山博一の奇跡 [ノンフィクション]
最後の王者を読んだ。
青山博一が250ccクラスで
2009年の世界チャンピオンになるなんて、
思ってもみなかった。
だって、
2年前に開発の止まったマシンで、
最新のワークスマシンに立ち向かうなんて。。。
表彰台に立つのだって、
そんなの無理だと思っていたんだよ。
それが年間4勝を挙げて
世界チャンピオンに!
しかも、
2009年は250ccクラスが最後の年。
2010年からは4スト600ccのMoto2クラスが始まる。
つまり、
250ccクラスの最後のチャンピオンが、
青山博一だったのだ。
それにしても、
第15戦のマレーシアGPでの優勝までは、
青山がチャンピオンになるなんて思ってなかった。
いつかひっくり返されると思ってたし、
ひっくり返されてもおかしくないほど、
マシンの速さが違うんだもん。
確かに運もあった。
シモンチェリが序盤に怪我のために欠場があったりと。
でも運も実力のうちなんて言葉があるけれど、
実力が運を引き寄せるんじゃないかって、
あの年の青山博一を観ていて思った。
250cc最後のチャンピオンとして、
青山博一にはMotoGPで頑張ってもらいたい。
⇒ MotoGPnavi